自動車検査登録情報協会とは

いわゆる「車検制度」は、自動車やバイクが保安基準に適合しているかを確認するために一定期間ごと行われる検査です。管轄は国土交通省であり、これをもって自動車の所有権の公的な証明とされるほど重要な制度です。車検制度は日本の公道を走る自動車のほぼ全てが受けていると考えられる制度で、情報量は莫大なものになります。
車検制度に代表される自動車登録情報の管理について、当初は運輸支局や自動車検査登録事務所が行っており、たとえばその内容を確認するにあたっては、窓口の手続きによって登録事項等証明書として紙ベースの媒体が使用されていました。しかしその後、利用者の利便性を鑑み、2006年の法改正によって電子的な提供を行えるようになったのです。
自動車登録情報を管理し、目的や主旨に応じてその情報の提供を行うのが自動車検査登録情報協会の果たしている役割です。利用者は国土交通大臣から登録認証された登録情報機関に申請を行うことになっていますが、まさにその機関こそ同協会ということになります。その後国土交通大臣の審査を受けた後、提供されるWEBページへアクセスすることによって、個人IDによる本人確認を行うことが可能になりました。それまで窓口で免許証などによる本人確認を行っていたことから比べても、格段の進歩といえるのではないでしょうか。とにかく、これによって利用者はWEBサイトに接続できる端末からのアクセスにより、容易に自動車登録情報を確認、利用することができ、廃車の手続き手順もスムーズに行うことができるのです。そのいっぽうで問題となる情報セキュリティーの部分において、事前の審査登録によって一括管理することも可能となったのです。
国がその役割を担ってきた自動車検査登録行政を強力にサポートし、スムーズな運営を行ってきた自動車検査登録情報協会は、証明書情報の受領・管理・報告とともに、自動車そのものに関する情報の提供、統計データの活用も行っています。
たとえば、最新の自動車保有台数を調べるにあたり、メーカー別、自動車のクラス別、さらに詳細な車種別といった内容の情報に対し、地域や都道府県ごとの統計情報を即座に提供できるとともに、それをファイル形式にしてダウンロードできるように配慮されており、さらに充実したアーカイブによって過去の保有台数とその推移もデータ化されています。
今や情報化社会として、必須事項となったデータ管理を行う自動車検査登録情報協会の重要性は、今後も増大していくことでしょう。
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